まちにアートを!

京都から世界へ、

モザイクのあふれる知的で面白いまちづくりを目指す

マルモザイコに入ると、階段の踊り場で、伊藤若冲の「白象図」をモチーフにしたモザイクに迎えられる。

石やガラス、タイルといった素材を使い半永久に存在するモザイクという堅いイメージからは創造できない、柔らかく軽やかでつかみ所の無い外村さん。

聞けば、モザイクの枠を超えて、写真や布に墨流しをするなど様々な造形作品に取り組む。

それはモザイク作品にも表れ、西洋技法を使いながら和の世界を目指す実に自由な表現だ。そして、モザイクのあふれるまちづくりへの思いは半端ではない。

マルモザイコまで

京都精華大学美術学部立体造形科卒業後、建築事務所勤務を経て、1990年にイタリア・ラヴェンナでモザイク古典法を学び、パリで額装やマーブリングペーパーの技法を学び帰国。

その後、東京のモザイク工房を手伝ったり、オーストラリアでモザイク製作をする傍ら、京都をベースとしつつ、東京やニューヨークで展覧会活動を行い、京都に戻る。2011年に、友人のビルオーナーの紹介で現在地にマルモザイコを構える。

マルモザイコはイタリア語で大理石を意味する「マルモ」と「モザイク」をかけている。また、「まる」は人の「わ」、平和の「わ」、心の「わ」というメッセージを伝える。

マルモザイコが発信してきたもの

マルモザイコでは、モザイク制作及び教室、展覧会やワークショップ、建築やまちづくりと共鳴するアートプロジェクトの企画運営を行う。

今年で5回目絵を迎えるマルモザイコ作品展や各種ワークショップを開催する一方、2016年に新町商店街を中心に住民とのワークショップで作成したモザイクを掲示する「新町モザイクまつり」を開催。

同年、「つなぐ」というテーマで海外14名を含む30名のモザイク作家及び、小学生の参加した「京都モザイク展」を御池のしまだいギャラリーで開催。

2017年には「人と人をつなぐ-モザイクの力」というテーマで、子供や仲間とのワークショップで作成した、高さ2.7メートルのモザイク小屋とモザイクベンチをロームシアター京都の中庭で展示するなど、活発な対外的な発信に努める。

モザイクでまちづくりを!

手始めに、ロームシアター京都で展示したモザイク小屋とモザイクベンチを恒久的に設置する主体を募集中。

古代ローマ文化圏の国々における町中にあふれるモザイク群、ガウディのグエル公園のモザイク、ニューヨークの地下鉄サインのモザイク・・・パブリックアートとしてのモザイクを京都に根付かせたい。

植物園の一部をオープンにしながら、カフェと散策路にモザイクを。京都府立資料館跡一帯の北山文化ゾーンを人々が集う賑わい施設整備と共にモザイクのサインとオブジェで彩る。

京都市地下鉄のサインをモザイクで。公共建築のホール、サインをモザイクで等々、アイデアは次々と湧いてくる。

施設情報

〒603-8113

京都市北区小山西元町10 3F

TEL:075-201-1484

HP:https://www.marmosaico.com/